適当なベタ色に、そのブラシを使ってモヤをかけるとこんな感じ。
下側 1/3 はもとのベタ色です。
上記の例では、筆の色を白にして描きましたが、ブラシなので
黄色にしたり、赤にしたり、好きにできます。
では、このブラシの作り方。
(1)新規画像で 300x200 pix くらいのキャンバスを作る
これがブラシのサイズになります。
(ブラシを適用するときに、ブラシの拡大縮小は可能なので
このサイズにこだわる必要はありません。)
(2)フィルター:下塗り:雲:ソリッドノイズを選択
乱数種:好きな数字を(私は3にしました)
詳細:10 (適当)
Xサイズ: 1.0(前後)
Yサイズ:5~10 くらい
※ Xサイズを小さくし、Yサイズを大きくすることで、横線的なパターンが得られます。
※※ 逆にすると縦線的にできます。
(3)画像:モード で、グレースケールを選択
(ブラシとして保存するため)
初期値は RGBになっていると思います。
(4)色:明るさ-コントラスト を選択
明るさをめいっぱい(127)上げる
コントラストを少し上げる(おこのみ)
※ ブラシのかかり方を弱めるためです。
(5)名前をつけて保存
ファイルの種類を「GIMPブラシ(gbr)」にします。
くりかえしは10のままでOK
ブラシ名に好きな名前をつけてください
(6)一旦GIMPを終了
(7)コンソールで(あるいはファイルマネージャ等で)
上の(5)で保存したブラシファイルを ~/.gimp-2.6/brushes/ にコピー
(8)GIMPを再起動
筆を選択し、ブラシパターンを探すと、作ったブラシが
どこかにあるはずです。
拡大縮小で、モヤをかけたい範囲を覆えるようにします。
ワンクリックだと、モヤのかかり方が弱いかもしれないので
そういう時は、もう一度クリックしてみてください。
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