Linuxのトラブル回避や試行錯誤などの記録です。Linuxやプログラミングの謎はアドベンチャーゲームみたいで面白いですね。
本ブログは自分の理解で書いているので、誤りや近道にお気づきのかたからコメント頂けると幸いです。 次行(↓)のGoogleカスタム検索で本ブログ内を検索できます。
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OpenOffice(3.2.1-r1)で、pdf エキスポートした時に
ハイパーリンクが反映されないので、LibreOfficeを入れてみました。
(環境は、Gentoo amd64 です。)
LibreOfficeと OpenOfficeは共存できない様なので、やむなく
# quickpkg openoffice
(↑こうしておくと #emerge -k openofficeで素早く戻せます)
# emerge -c openoffice
で削除。
# emerge libreoffice-bin
と、bin の方を入れました。バージョンは 3.3.1 です。
動かしてみると、あれ?
[全角]キーを押しても日本語入力状態になりません(>_<)。
(soffice:18504): Gtk-WARNING **: /usr/lib64/libreoffice/program/../basis-link/ure-link/lib/libstdc++.so.6: version `GLIBCXX_3.4.11' not found (required by /usr/lib64/libscim-1.0.so.8) (soffice:18504): Gtk-WARNING **: Loading IM context type 'scim' failed とエラーが起きていました。
libreoffice-bin に含まれている"libstdc++.so.6" が合わないようです。
# cd /usr/lib64/libreoffice/ure/lib
# mv libstdc++.so.6 libstdc++.so.6_org (← 一応オリジナルはとっておく)
# ln -s /usr/lib64/gcc/x86_64-pc-linux-gnu/4.4.5/libstdc++.so.6 .
と、gccの下にあったlibstdc++.so.6 にすげかえ。
これでエラーは消えて、LibreOffice でも日本語入力が可能になりました。
※ 対処療法なので、弊害が起きる可能性もあります。自己責任でお試しください。
LibreOffice(-bin-3.3.1) だと、ハイパーリンク(内部リンク)がきちんと
pdf 変換後もリンクに変換されました。
外部リンクは試していませんが、たぶん大丈夫だろうと思います。
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新PC(ASRock 880GMH/U3S3)にamd64でGentooを入れてみました。
baselayout2のstage3が出るのを待っていたのですが、なかなか出て来ないので
stage3-amd64-20110428.tar.bz2 を使いました。
↑は
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Gentoo/releases/amd64/autobuilds/current-stage3/
などから入手できます。
Gentooのインストールは何度もやってますが、そのたびに発見がある気がします。
今回は、gnomeを普通に入れてみました(これまではgnome-lightでした)。
gnomeだと、gvfs +gdu/-gdu の問題は起きないようです。(gnome-lightだと、トラブる)
で、gnome-game なのですが、トランプ(クロンダイクやらスパイダーソリティア)が
出てきませんでした。
正式名称(?)は、AisleRiot という名のようです。
これを生かすには、USEフラグに guile が必要なのでした(わからんぞ、普通は)。
/etc/portage/package.use に
gnome-extra/gnome-games artworkextra opengl guile
を追記して、
# emerge gnome-games
とします。(artworkextra opengl は無くてもたぶん大丈夫)
guile というのは、プログラミング言語の一種(schemeの実装のひとつ?)
みたいで、AisleRiot は、これを使って作られているようです。
このゲーム、出て来ない方が時間を浪費しなくてすむので平和だったかもしれません(^^;)。
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しばらく保留にしていた baselayout2, openrc への移行を行ないました。
ドキュメントは
Baselayout and OpenRC Migration Guide ですが
日本語訳 もあります。
これまでは etc-update を使っていたのですが、
dispatch-conf を使うようにと書かれていたので試してみました。
が、使い方がよく分からず、[u]use-newを連打して
あとからエディタで再編集(^^;)
だいたい、賢く過去の設定をひきついでくれましたが
ドキュメントに書かれていたように net.eth0 が消失しました。
# cd /etc/init.d/
# ln -s net.lo net.eth0
で、再生成。
/etc/conf.d/net も書式が変わっているので
config_eth0=( "dhcp" "192.168.1.3" ) ↓ config_eth0="dhcp 192.168.1.3"
に変更。
移行完了後、
$ df
とすると
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on rootfs 78121640 45985652 32135988 59% / /dev/sda5 78121640 45985652 32135988 59% / rc-svcdir 1024 96 928 10% /lib/rc/init.d udev 10240 292 9948 3% /dev shm 1426868 0 1426868 0% /dev/shm /dev/sda6 19534372 11273008 8261364 58% /usr/portage と、/ が2つ出てくるのですが、これは新しい(?)rootfsのせい?
日本語訳 には省略されているようなのですが
Baselayout and OpenRC Migration Guide の末尾には
rootfs entry in /etc/mtab Previously, the initial rootfs entry was removed from /etc/mtab, and only the real root / entry was present. The duplicate rootfs item was actually added back during shutdown. In OpenRC, both entries must be present for full support of initramfs and tmpfs-on-root. This also means that less writing is required during shutdown.と書かれています。(が、意味がよく分かりません >_< )
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Gentoo で、kernel(gentoo-sources)2.6.38 が安定版になるのを
待ちきれず、gentoo-sources-2.6.38-r4 (~amd64)を入れてみました。
結果、無事に AtherosのAR8151 を認識し、使うことができました。
AtherosのAR8151 というのは、ASRock の 880GMH/U3S3 という
マザーボードに搭載されている Ethernet(有線LAN)のチップです。
gentoo-sources-2.6.37-r4 (amd64) では使えなかったのですが、進歩してました。
kernel config で、CONFIG_ATL1C=m (だったと思います)で認識しました。
参考:
ASRock 880GMH/U3S3にGentoo AtherosのAR8151は kernel-2.6.38 に期待 蛇足ながら、他のNICを挿して、net.eth0 で使っていた場合は、
/etc/init.d/ で
# ln -s lo net.eth1
として、net.eth1 を作り
/etc/conf.d/net に
config_eth1=("dhcp")
などを追加する必要があります。
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昔は、startx を使ってXを起動していたので、/usr/bin/startxそのものを
書き換えれば -nolisten TCP を消すことができました。
今は、gnomeとの相性もあるので gdm を使い X(gnome)を動かしています。
(Gentooです)
デフォルトでは、nolisten TCP になっているので、これを消そうと
探し回りようやく設定する箇所を見付けました。
対象ファイルは、/usr/share/gdm/default.conf です。
この中に
#DisallowTCP=true
という行があるので、それを
DisallowTCP=false
に変更します(元の行はコメントなので単に追記でもOK)。
そして再起動すれば
$ xhost +anotherpc
で、anotherpc から X アプリを飛ばして表示させる事ができます。
(セキュリティ的にはちょっと危ないので、家庭内LANなど安全な
ネットワーク内での利用をおすすめします)
(蛇足)
昔は、力ずくで /etc/X11/gdm/Xsessionを書き換えて
LANG=ja_JP.eucJP にしたり、
export XMODIFIERS="@im=SCIM"
export GTK_IM_MODULE="scim"
を設定したりしていたのですが、
正しくは(?)
/etc/profile
に追記するのが良い(美しい?)です。
LANGは、
GDM_LANG="ja_JP.eucJP"
と、GDM_LANG に設定しておくと、LANG,LINGUAS等に設定コピーされます。
/etc/X11/xinit/xserverrc には、nolisten TCP の記述があるのですが
gdm 使用時には無関係でした。
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Ubuntu 11.04 の日本語Remix版(i380-desktop)がリリースされました。
Ubuntuの日本語環境 のページも更新されて、本家版をインストールした後に
日本語Remix化する方法も掲載されています。
(アクセス集中のためか)なかなか表示されない状態なので以下に
抜粋転載しておきます。
方法2・Japanese Teamのパッケージレポジトリを追加する オリジナル版のCDでインストールを行った環境に、次の手順でJapanese Teamの リポジトリを追加することができます。 1.[アプリケーション]-[アクセサリ]-[端末]を開きます。 サーバ版を使用している場合は、ログインしてコマンドプロンプトを表示させます。 2. 以下のコマンドを実行し、GPG鍵とレポジトリを追加します。 *Ubuntu 11.04の場合: wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/natty.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list sudo apt-get update (旧版については省略) 3.以下のコマンドを実行し、パッケージをアップグレードします。 sudo apt-get upgrade 4.デスクトップ環境を利用している場合は、 [システム]-[システム管理]-[言語サポート]を開きます。 標準の言語が設定されていることを確認します。設定されていなければ、 利用したい言語のチェックをONにし、標準の言語を選択してください。 5. 日本語 Remix CDに追加されているパッケージと同じものをインストールする 場合は、以下のコマンドを実行します。 sudo apt-get install ubuntu-desktop-ja ※ amd64 でも可能かどうかは試していないので不明です。
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